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攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX
ストーリー

ネットから離脱しろ

西暦2030年――あらゆるネットが眼根を巡らせ、光や電子となった意思をある一方向に向かわせたとしても“孤人”が複合体としての“個”になるほどには情報化されていない時代……。

情報ネットワーク化が加速度的に進展し、犯罪が複雑化の一途を遂げる社会的混乱の中、事前に犯罪の芽を探し出し、これを除去する攻性の組織が設立された。内務省直属の独立部隊公安9課、通称「攻殻機動隊」である。

公安9課の役割は、深刻な電脳犯罪への対処、国内における要人の援護、政治家の汚職摘発、凶悪殺人の捜査から極秘裏の暗殺まで、多岐に渡っている。彼らは電脳戦を最も得意としつつ、高性能義体を生かした物理的な戦闘においても特筆すべき能力を発揮する、精鋭部隊である。

"Production I.G 公式サイト"より
ProductionI.G\バナー


作品紹介
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この攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX(通称「攻殻S」)は、原作である漫画「攻殻機動隊」の世界観・キャラクター・メカニズムを継承して作られたアニメーション作品。 ただし、漫画版と映画「GHOST IN THE SHELL」とは違う"第三の攻殻機動隊"という位置づけになっています。 原作の作者は"士郎正宗"。デビュー当初から独特の世界観や発想、細部まで作りこまれた設定などが評価され世界中からの支持を集めている方で、他の代表作としては「アップルシード」などがあります。

近未来というリアルと空想が混ざり合う視聴者を納得させるのが難しい時代でありながら、全く矛盾の無い設定を作り上げているこの作品は、近未来SFの金字塔とも言えるのではないでしょうか。 世間的にも高い評価をうけているこの作品は、第2話「暴走の証明 TESTATION」が「平成14年度文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門優秀賞」を、さらに作品全体で「東京国際アニメフェア2003 公募・アニメ作品部門優秀作品賞」を受賞し明確な形を示しています。
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音楽には"菅野よう子"を起用。サウンドトラックはS.A.C./S.A.C. 2nd GIG/S.A.C.S.S.S.あわせると6枚にのぼります。とにかく曲が多いので、「またこの曲か」とかいうことが皆目ありません。 そしてさらに目を見張るのは声優陣の演技力。これが無いとはじまりませんね。主役には田中敦子・大塚明夫などのベテランを据え、彼らはもちろん他の声優方にもとにかく下手な人がいません。

全体として非常に完成度の高い作品ですが、それゆえに予備知識無しには楽しめないような気がします。しかし心配は無用です。攻殻機動隊に必要な知識は全て物語の中に練りこまれています。 けっして説明コーナーがあるわけでもないのに、見ているだけで流れが頭の中に入ってきます。まぁ、多少考えたり見直したりしないと分からなくなるところもありますが〜。

というわけで

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