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感想
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私がこの作品を知ったのは･････････って書き出そうと思ったのに馴れ初めが思い出せない。 ただ、それまでメカものとか哲学ものにしか興味のなかった私にラブコメというジャンルのすばらしさを教えてくれたのがこの作品であるということだけは確かです。 アニメなら大抵のものは楽しめる（良し悪しはあるとしても）私ですが、最初に見たラブコメ作品がこの作品で本当に良かったと思っています。 当時「人気の有る作品は大抵ハズレだい」なんてひねくれていた私ですが、なんかの拍子で見てしまったのでしょう。 結果的にはそれが良かったわけです。 さて本題の『第01話 朝比奈ミクルの冒険 Episode00』に関しての感想ですが、まず京都アニメーションのこだわりに驚かされました。 その理由は、費用・設備・人員ともに乏しい自主制作映画にありがちな様々な症状をかなりの度合いで再現できているからです。 思いつく限り挙げますと、生活音が入る、余計な人が映る、ピント合わせが下手、接写の時距離がバラバラ、ズーム変更が一定速度でない、パーン変更がスムーズでないetc.etc... 実写で撮ったら嫌が応にも入ってしまうこのエフェクトはアニメーションで作るとなると一転して、付け足すのに時間がかかる大変な作業になってしまいます。 それをまったく手抜きなしにやってのけた京アニには賞賛の言葉を送りたいと思います。すごいぞ京アニ！ ただ難点を申しますと、少しストーリーがアレすぎやしないかという点です。 ハルヒは色々才能もあるみたいだし、もう少しすごいストーリーを考えることもできたのではと邪推する次第なのですが、いかがなものか？ まぁ、とりあえずそういう個人の主観による話は答えが出ないので置いておくとしましょう。 あともうひとつ言いたいのは、音楽のクオリティが高すぎるというのです。 というのも、絵の面でチープさを引き立てたのはすばらしいと思うのですが、 この音楽がもし『朝比奈ミクルの冒険 Episode00』 内の音楽でキョンが作ったものだとしたら、少々ハイクオリティすぎると感じます。 「ノンノン。これは"あえての"ハイクオリティ。」などと言われてしまってはどうしようもないのですが･･･。 サントラあたりで回答があれば嬉しいです。 あとおまけみたいに掲載するのも気が引けるのですが、本当のＥＤ（朝比奈ミクルの冒険のスタッフロールではない）のハレ晴レのほうのスタッフロールにある項目が。 ん見えない？コレならどうだ！え？まだ見えない？ええぃ！コレでどうだ！！ わかりましたか！？真ん中です！真ん中の一行です！ 皆まで言いますまい。コレについてのご判断は皆様に一任させていただきたいと思います。 最後に個人的な趣味の対象長門様のご活躍について少々。 今話は全話通して最も長門のセリフが多い回。 私の好きな魔法少女ルックで町中を駆け回る！長門が大活躍する話の中でも２番目に好きな話です。 １番になれないのはやっぱり長門がやられ役だからです。 最後の「無念」と言いながら飛んでいくシーンはそれはそれでよかったですけどね〜。 |