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![]() サンタクロースをいつまで信じていたかなんて事はたわいもない世間話にもならないくらいのどうでもいい話だが、それでも俺がいつまでサンタなんていう想像上の赤服じーさんを信じていたかというと、これは確信を持って言えるが、最初から信じてなどいなかった。 ![]() 幼稚園のクリスマスイベントに現れたサンタは偽サンタだと理解していたし、おふくろがサンタにキスをしている所を目撃したわけでもないのにクリスマスにしか仕事をしないジジイの存在を疑っていた賢(さか)しい俺なのだが、はてさて、宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や超能力者や、悪の組織やそれらと戦うアニメ的特撮的マンガ的ヒーロー達がこの世に存在しないのだということに気付いたのは相当後になってからだった。 いや本当は気付いていたのだろう。ただ気付きたくなかっただけなのだ。 ![]() 俺は心の底から宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や超能力者や、悪の組織が目の前にふらりと出てきてくれることを望んでいたのだ。 しかし、現実ってのは意外と厳しい! ![]() 世界の物理法則がよくできていることに感心しつつ、いつしか俺は、テレビのUFO特番や心霊特集をそう熱心に見なくなっていた。 ![]() 宇宙人?未来人?超能力者?そんなのいるわけねぇ。でもちょっといてほしいみたいな、最大公約数的な事を考えるくらいにまで俺も成長したのさ。 |
彩度を落として青味を強めたような色の映像が続きます。
ちなみに私の場合、親(ケーキ屋)から「クリスマスだ!稼ぎ時だ!」といつも言われていたのでファンシーな思い出は皆目ありません。 |
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![]() 中学を卒業するころには、俺はもうそんなガキみたいな夢を見ることからも卒業して、この世の普通さにも慣れていた。 ![]() 俺はたいした考えも無く高校生になり、そいつと・・・出会った |
上の映像でキョンは「これから一年間、よろしくお願いしま〜す」とか言ってます。
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![]() 「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。 ![]() この中に、宇宙人・未来人・異世界人・超能力者がいたら、私のところに来なさい。以上」 |
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![]() 「・・・・・・・・・」 |
左端の列のメガネの少年(ファンブックより山根と判明)はキョロキョロ周りを見回してたり。
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![]() これ、笑うとこ? |
キョンも振り返り声の主を確認する。教室入ったときには見なかったんですかね?
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![]() えらい美人がそこにいた |
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![]() ![]() 「・・・」 |
ハルヒが睥睨していると、
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![]() 「あ・・・はぁ・・・」 |
やべぇ。眼があっちまった。
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![]() 「ん・・・」 |
―――コノ出会イガ全テノ始マリ―――
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![]() 「・・・ああ。では次」 |
不測事態に担任の岡部先生も生徒と一緒に停止。体育会系でもこのノリにはついていけなかったのか・・・。
ちなみにハルヒの次は同じ東中出身の谷口くん。 |
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![]() 誰もが冗談だと思った。 ![]() ![]() 結果から言うと、それはギャグでも笑いどころでもなかった。 ハルヒはいつも大マジなのだ。 |
(画像上)ツンツンハルヒのホームスタイル。視線は左前30°ぐらいでしょうか。
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![]() こうして俺たちは出会っちまったぁ・・・。しみじみと思う。偶然だと信じたいと |
しかし、トイレの男女を写すってことは男女の関係を示唆しているのか・・・??
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![]() |
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![]() 涼宮ハルヒは、黙ってじーっと座っている限りでは、一美少女高校生にしか見えなかった。 ![]() たまたま席が真ん前だったという地の利を生かして、お近づきになっとくのもいいかな〜と一瞬血迷った俺を、誰が責められよう。 |
私も昔はそんなことしてた覚えもあったりなかったりしますが・・・
腕組みして前方を直視している女子に話しかける勇気はなかったと思う。そんな子いなかったからかもしれないけど。 |
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![]() 「なぁ」 |
ちょっと不自然な間&体勢で話しかけるキョン。
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| 「ん」 |
むすっとした表情で一応は反応。
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| 「初っ端の自己紹介のアレ、どの辺りまで本気だったんだ?」 |
声、1オクターブ高いです。
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![]() 「・・・」 |
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![]() 「・・・」 |
作り笑い全開。
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![]() 「初っ端のアレって何」 |
| 「いや、だから、宇宙人がどうとか・・・」 |
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![]() 「・・・あんた宇宙人なの?」 |
まじめに聞き返されても困るよね
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| 「違うけどさ・・・」 |
ポロロッカ星人とでも言っておけばいいのに。
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![]() 「違うけどなんなの」 |
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![]() 「ぅ、あぃや、なんもない」 |
思った以上の真剣さにキョンもタジタジ。
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![]() ![]() 「だったら話し掛けないで。時間の無駄だから。ふんっ」 |
ツンツン
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![]() 「もしあいつに気があるんだったら、悪いことは言わん。止めとけ」 |
場面は変わって昼休み。ハルヒとのやり取りを見ていたのでしょうか。それとも今キョンに説明されたのか。
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![]() 「中学で涼宮と三年間同じクラスだったから知ってるんだがな。あいつの奇人ぶりは常軌を逸してる」 |
| 「あの自己紹介?」 |
| 「そう。中学時代にもわけのわからん事を散々やり倒していたなぁ。有名なのが校庭落書き事件。」 |
| 「なんだそりゃ」 |
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「石灰で白線引く道具があるだろ?あれ何つーんだっけ?あ、まぁいいや。 それで校庭にでかでかとけったいな絵文字を書きやがった事がある。 しかも夜中の学校に忍び込んで。」 |
↑うちでは「白線引き」とか言ってたかな。しかし商品名としては「ライン引」のようです。(参考)
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![]() 「その犯人があいつだったってわけか」 |
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![]() 「本人がそう言ったんだから間違いない。 ![]() 朝教室に行ったら、机が全部廊下に出されていたこともあったなぁ。 ![]() 校舎の屋上に星マークをペンキで描いたり、学校中に変なお札をベタベタ貼りまくられたこともあった」 |
屋上のハルヒ(赤丸部分)は・・・
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■キョン |
![]() ![]() 「キョンシーが顔に貼っつけてるようなやつな」 何やってんだ・・・?こいつ・・・。 |
屋上のドーム状の物体に向かってテニスボールを投擲。キョンの視線ががテニスボールを追い、戻したときにはもういない。
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![]() 「意味わかんねぇよ・・・」 |
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![]() 「でもなぁ、あいつモテるんだよなぁ。なんせツラがいいしさ。 おまけにスポーツ万能で、成績もどちらかといえば優秀なんだ。 ![]() ちょっとばかし変人でも黙って立ってたらそんなことわかんねぇし」 |
一人でひたすら語る谷口。しかしキョンは心ここにあらずといった感じ。
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| 「それにも何かエピソードがあるの?」 |
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![]() ![]() 「一時期はとっかえひっかえってやつだったなぁ。 ![]() 俺の知る限り、一番長く続いて一週間。 最短では告白してOKした五分後に破局してた、なんてのもあったらしい。」 |
今度はプールに出現。プール淵に立ち何かを眺めていたが、すぐに立ち去る。
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![]() 「普通の人間の相手をしてる暇は無いの!」 |
この回想シーンの向かいにいるのは誰なのでしょう?
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![]() 「・・・」 |
| 「・・・」 |
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![]() 「ん?い!ぁ!聞いた話だって!!マジで! なんでか知らねーけど、告られて断るってことをないんだよ、あいつは。 ![]() だからな。お前が変な気を起こす前に言っておいてやる。やめとけ。」 |
谷口説濃厚。
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![]() やめとくも何も、そんな気は無いんだが |
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![]() 「俺だったらそうだなぁ・・・。このクラスでの一押しは・・・アイツだな」 |
またまた時は進んでたぶん5時間目。ここの体育は男女合同なのか。
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| 「ん?」 |
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![]() 「朝倉涼子。一年の女の中でもベスト3には確実に入るね」 |
ていうかブルマです。絶滅危惧種のアレです。
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![]() 「一年の女子全員を、全員チェックでもしたのか?」 |
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![]() 「おーぅよ!AからDまでランク付けして、そのうちAランクの女はフルネームで覚えたぜ」 |
うちにもいたよ。こんなことしてる輩が。名前なんてランク外の人以外は全部覚えてたと思う。
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| 「朝倉さんがそのAなわけ」 |
でも全員美人に見えるんだけどさ。どう思います?
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![]() 「AAランクプラスだな。あれはきっと性格までいいに違いない」 |
最低でも15段階評価。恐ろしい・・・。
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![]() 「うぅん・・・」 |
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![]() 「はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!」 |
トリオでそんな話をしているとハルヒがスタート。
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![]() 「はぁえぇぇ・・・」 |
男連中みんなが感心しています。本当に早いんでしょう。
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![]() この時期、涼宮ハルヒもまだ大人しい頃合で、俺にとっても心休まる月だった。 しかしながら、ハルヒの奇矯な振る舞いはこのころから徐々に片鱗を見せていたと言うべきだろう。 |
走り終わっても誰とも話すことなく隅っこに腰掛けるハルヒ。
関係ない話ですが、女子の方々みんな内股だけど現実では・・・(自粛) |
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![]() というわけで、片鱗その1ー。髪型が毎日変わる。 月、火、水、木、金。曜日が進むごとに髪を結ぶ箇所が増えている。 月曜日にリセットされた後は金曜日までひとつづつ。 ![]() 果たして日曜日はどんな頭になっているんだ?見てみたい気もする。 |
この法則に従うと日曜日は7本の髪の束を白いリボンで収束させていることになります。7本ねぇ。
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![]() 片鱗その2。体育の授業は男女別に行われる。 ![]() 着替えは女が奇数クラス、男が偶数クラスに移動してすることになっているのだが、まだ男子が残っているのにもかかわらずやおらセーラー服を脱ぎだしやがった! ![]() どうやら、男子生徒のことはじゃがいもくらいにしか思ってないらしい。 |
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![]() 片鱗その3。呆れることに、ハルヒはこの学校に存在するあらゆるクラブに仮入部していたのだった。 運動部からは例外なく熱心に入部を勧められ、その全てを断って毎日参加する部活動を気まぐれに変えた挙句、結局どこにも入部することはなかった。 ![]() 何がしたいんだろうなぁ、こいつはよぉ。 |
うちだったらあらゆるクラブとか言っても15個ぐらいしかなかったです。
あ、ちょっとハルヒ!ラケット短く持ちすぎよ!なにやってんの!(辻斬丸は元庭球部です) |
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![]() そんなこんなをしながらゴールデンウィークが明けた一日目。 |
入学式から1ヶ月弱。キョンもその間はハルヒの奇怪な行動を見て見ぬふり・・・
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| 「よっ!キョーン」 |
| 「よ」 |
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![]() ちなみに・・・、キョンってのは俺のあだ名だ。いい加減にやめてもらいたいのだが。 |
取ってつけたようなあだ名の解説です。名付け親はキョンのおばあちゃんらしい。
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![]() 「あぁ、今日は水曜日か」 |
ハルヒのリボンカラー(&束の数)から曜日を判断。日にちもわかったら便利なんですけどねー
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| などと考えつつ、魔がさしてしまったんだろう。それ以外に思い当たる節がない。 |
ハルヒは相変わらず左を向いてムスッとしています。
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![]() 「曜日で髪型変えるのは、宇宙人対策か?」 |
今度は声が裏返ったりはしてませんね。他所を向いてるフリをしながらってのがまたアレですが
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| 涼宮ハルヒに話し掛けていた。 |
ピク
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![]() 「いつ気付いたの?」 |
| 「うーん、ちょっと前」 |
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![]() 「あ、そう。・・・・・・私思うんだけど、曜日によって感じるイメージってそれぞれ異なる気がするのよね。 色で言うと、月曜が黄色。火曜が赤で、水曜が青で、木曜が緑。金曜が金色で、土曜が茶色。日曜は白よね」 |
向き合ったのは数秒。あとは相変わらずそっぽ向いて話すハルヒさん。ツンツンです。
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| 初めて会話が成立したような気がする。 |
| 「なんとなくわかるような気もするが。つーことは数字にしたら、月曜日が0で日曜が6なのか」 |
色のイメージがリボンの色に表れ、数字のイメージが結びの数に出ているわけです。
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| 「そ」 |
affirmative。肯定。
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| 「俺は、月曜は1って感じがするけどなぁ」 |
私もキョンの意見寄りですかね。
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![]() 「あんたの意見なんて誰もきいてない!」 |
相変わらず横向いたままです。
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| 「そうかい」 |
キョンもだいぶ反応になれたようで、軽く流していますね。
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![]() 「・・・」 |
と、いきなり向き合ってきました。
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キョン |
![]() 「・・・」 「・・・」 |
じぃーーーーーーーーーー
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![]() 「・・・」 |
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![]() 「むぅ・・・」 |
|
![]() 「・・・」 |
|
![]() 「ん」 |
|
![]() 「・・・」 |
|
![]() 「うぅぅ・・・ん・・・」 |
キョンの分が悪い!私もこういうシチュは非常に不得意です。にらめっことか笑っちゃうタイプですので。
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|
![]() 「私、あんたとどこかで会ったことある?ずっと前に」 |
ここで小説とのリンク。くわしくは今回のパロディ参照
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| 「いーや」 |
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![]() 「はぁ」 |
興味を失ったように再びそっぽそむいてしまいました。しかし、実際にはハルヒの発言は間違っていないわけで・・・
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![]() きっかけ。なんてのは大抵どうってことないものなんだろうけども、まさしくこれがきっかけになったんだろうなぁ。 しかし、ハルヒがまともな返答をよこしたことには驚きだ。 てっきり、うるさい・バカ・だまれ・どうでもいいでしょそんなこと、といわれるものばかりだと思っていたからなぁ。 |
ツンツンしながらもキョンに僅かな興味を抱いたハルヒであった。
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|
![]() ![]() だから。ハルヒが翌日長かった髪をバッサリ切って登場した時には、結構俺は動揺した。 それにしたって、俺が指摘した次の日に短くするってのも短絡的過ぎないか?おい。 |
俺が指摘した〜あたりからは実声かな〜とも思ったりもします。
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![]() 「ん。・・・別に」 |
ポーズは相変わらずですが、微妙な心境の変化が見て取れますね。ここらの描写、上手いです。
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![]() あれ以来。ホームルーム前のわずかな時間にハルヒと話すのは日課になりつつあった。 |
いいなぁ・・・・・・。はっ!べ、べつに、う、羨ましくなんかないんだからね!!
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| 「ちょいと小耳に挟んだんだけどな。付き合う男、全部ふったって本当か?」 |
入学して1ヶ月前後の男女がする会話ではないと思うんですが・・・
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![]() 「何であんたにそんな事言われなくちゃいけないのよ。 何を聞いたか知らないけど、まぁいいわ。たぶん全部本当だから」 |
いつものそっぽ向きポーズから腕組みへ。前半でつっぱねかけますが素直に応対。
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![]() 「一人くらい、まともに付き合おうとか思うやつがいなかったのか」 |
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![]() 「全然ダメ。どいつもこいつもアホらしいほどまともなやつだったわ。 宇宙人でも未来人でも超能力者でもないし」 |
こういうことほんとに言う人がいたらどうなるんでしょう?やっぱ「美少女」だったら許されるんでしょうか(笑)
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| そりゃ普通そうだろ。 |
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![]() 「あと、告白がほとんど電話だったのは何なのあれ!? そういう大事なことは面と向かって言いなさいよ!」 |
力を入れて話すハルヒさん。でも確かにそういうところって大事ですよね。
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![]() 「まぁそうかなぁ。俺ならどっかに呼び出して言うが」 |
ところでワタシはちゃんと面と向かって言いますよ!安心してください!(死
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| 一応同意しておこう。 |
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![]() 「そんなことはどうでもいいのよ!」 |
漫才でもよくある手法です。"話題をふって→相方が反応→どうでもいいとキレる"
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| どっちなんだよ |
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![]() 「問題はね。くだらない男しかこの世に存在しないのかどうなのってことよ。 ほんと。中学時代はずっとイライラしっぱなしだった。」 |
うーん。やはり自分もくだらないほうに分類されてしまうのか。悲しい。
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![]() 「じゃ、どんな男ならよかったんだ。やっぱり宇宙人か?」 |
| 「宇宙人。もしくはそれに準じる何かねぇ。とにかく普通の人間でなければ男だろうが女だろうが」 |
| 「どうしてそんなに人間以外の存在にこだわるんだ?」 |
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![]() 「そっちのほうが、面白いじゃないの!」 |
| 「はぁ・・・」 |
実際にそんな方々が現れたらどうしましょうか。果たして人型をしているのか・・・。
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![]() 「ん、んぁぁ・・・」 |
退屈な授業がおわるとすぐ、ハルヒは教室を出てどこかへいってしまいます。
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![]() 「おい、キョン!お前どんな魔法を使ったんだ?」 |
入れ替わりに飛んでくる谷口。
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| 「何の話だ?」 |
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![]() 「俺涼宮があんなに長い間しゃべってるの初めて見るぞ。お前何言ったんだ」 |
中学で3年間クラスが一緒だったうえ、ふられた疑惑もある谷口君としてはほうっておけない事態でしょう。
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![]() さて何だろう。適当なことしか聞いていないような気がするんだが・・・ |
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![]() 「驚天動地だ」 |
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![]() 「昔からキョンは変な女が好きだからね〜」 |
昔から・・・。変な女ってそうそういないと思うんだけどなぁ。
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![]() 「誤解を招くようなことを言うな」 |
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![]() 「わたしも聞きたいな」 |
と、そこへ朝倉さんがトークに初登場。このころは平和だった。
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![]() 「わたしがいくら話しかけてもなーんにも答えてくれない涼宮さんが、どうしたら話すようになるのか。 コツでもあるの?」 |
まるで珍獣の調教について語っているかのような(笑)
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![]() 「・・・。わからん」 |
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![]() 「ふーん。でも安心した。涼宮さん、いつまでもクラスで孤立したままじゃ困るもんね。 一人でも友達ができたのはいいことよね」 |
キョン、友達決定。
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| 「友達ねぇ」 |
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![]() 「その調子で涼宮さんをクラスにとけこめるようにしてあげてね。 せっかく一緒のクラスになったんだから、みんな仲良くしていきたいじゃない? よろしくね」 |
| と、言われてもな。 |
いいんちょの気遣い。これで谷口のAA+評価は揺ぎ無いでしょう。
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![]() 「これから何か伝えることがあったら、あなたから伝えてもらうようにするから」 |
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![]() 「う〜〜ぅん、っだが待てよ!俺はあいつのスポークスマンでもなんでもないぞ!」 |
"スポークスマン"=政府などの情報・見解を発表する担当者。日本なら官房長官とかですね。
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![]() 「おねがい」 |
いやぁ〜、「おねがい」されちゃ〜ねぇ〜。絶対折れますわ。私なら。
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![]() 席替えだそうだ。 ゴーフルの缶に入れられたクジを引いた俺は、窓際後方二番目というなかなかのポジションを獲得した! さらばハルヒ〜。フォーエバ〜。 |
"ゴーフル"=薄い洋風せんべい2枚の間にクリームをはさんだお菓子。おもに円形ですね。
ちなみに最後の一行は杉田氏のアドリブです。 |
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![]() 偶然だよな。 |
またしても後ろから視線。まぁ、前は向いてないんですが。
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| 「全部のクラブに入ってみたってのは本当なのか?どこか面白そうな部があったら教えてくれよ」 |
とりあえず話題ふりをします。例の片鱗その3について。
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![]() 「無い。全然」 |
| 即答しやがった。 |
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![]() 「全然無い!」 |
| どうやらこいつの口癖は、"全然"のようだ。 |
全然って言ったのたった3回だけだぞ。
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![]() 「高校に入れば少しはマシかと思ったけど、これじゃ義務教育時代となんも変わんないわね。 入る学校間違えたかしら」 |
| 何を基準に学校選びをしているのだろう。 |
気になる手前のメガネっ娘の名前は「成崎」さんで美術部員です。
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![]() 「ミステリ研究会ってのがあったのよ。」 |
| 「へぇ。どうだった」 |
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![]() 「笑わせるわ。今まで一回も事件らしい事件に出くわさなかったって言うんだもの。 部員もただのミステリ小説オタクばっかで、名探偵みたいなやつもいないし。」 |
知り合いの学校にもあったとか聞くけど、実際何やってるんだろう・・・?
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| 「そりゃそうだろ」 |
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![]() 「超常現象研究会にもちょっと期待してたんだけど、ただのオカルトマニアの集まりでしかないのよ。 どう思う!?」 |
| 「どうも思わん」 |
日々、生け贄の儀式を行っているようなのを期待してたんでしょうか。コワイ。
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![]() 「んぁ〜もう!つまんな〜い!! ![]() これだけあれば少しは変なクラブがあってもよさそうなのに」 |
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![]() 「無いもんはしょうがないだろう? 結局のところ、人間はそこにあるもので満足しなければならないのさ」 |
↑参照ぽいんと
|
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![]() 「・・・」 |
ぬーん
|
|
![]() ![]() 「言うなれば、それをできない人間が発見や発明やらをして、文明を発達させてきたんだ。 ![]() ![]() 空を翔びたいと思ったから飛行機作ったし、楽に移動したいと思ったから車や列車を生み出したんだ。 でもそれは一部の人間の才覚や発想によって初めて生じたものであり、つまり、天才がそれを可能にしたわけだ。 ![]() 凡人たる我々は人生を凡庸に過ごすのが一番であってだな・・・」 |
キョン、普遍的日常の価値を語る。
|
|
![]() 「うるさい!」 |
身振り手振りを交えての力説はお気に召さなかったようで。
|
|
![]() 「ん?」 |
|
![]() 「ふんっ」 |
作品通して初のアヒル口です。
|
キョン |
![]() 「・・・」 「・・・」 |
| もしかしたら、この会話がネタ振りだったのかもしれない。 |
■キョン「やれやれ」
|
|
![]() それは突然やって来た。 |
こっくりこっくり
|
|
![]() 「っっ!」 |
ばぁくねつ!ゴッ○フィンガァァァ!!
|
|
![]() ![]() 「うぅぉぉぉあっ!!んがっ!はっ! ![]() はぅ〜ん」 |
この角度はヤバイ。下手したらまじで死ねる。
|
|
![]() 「何しやがる!!」 |
|
![]() 「気がついた!!」 |
泡とんでますよ、泡。
|
|
![]() 「何に・・・」 |
| 「どーしてこんな簡単なことに気がつかなかったのかしら!」 |
| 「何が」 |
↑泡をぬぐっている
|
|
![]() 「無いんだったら自分が作ればいいのよ!」 |
目がキラキラしてます。
|
|
![]() 「だから何を」 |
|
![]() 「部活よ!!」 |
| 「ああぁ・・・」 |
そうだ!自分で作るんだ!そして好きなことをあれこれするんだ!
|
|
![]() 「わかった。まー今は落ち着け」 |
| 「何その反応。もうちょっとあんたも喜びなさいよ、この発見を」 |
反応薄。
|
|
![]() 「は。今は授業中だ」 |
思えばこの作品のキャラはみんな常識的な髪の色してますね。赤とか黄色とかいないし。(わずかに青とか緑とか出るけど)
|
|
![]() 「あはははは・・・・・・・・・」 |
左の子とかツンデレっぽいぬ=====○)д`);.・;゛;ブハッ
|
|
![]() 「ん〜」 |
黙って座るハルヒ。さてさて何を思うのか・・・。
|
|
![]() 「あ〜!ちょっこら!あ〜!あ〜!」 |
授業が終わった瞬間でしょうか。誰も居ない廊下をハルヒとキョンが疾走(内一人強制
|
|
![]() 「協力しなさい」 |
ネクタイを引っ張られアウアウした表情のキョン
|
|
![]() カツアゲされてるような気分だぜ。 |
落ち着きを取り戻したのか
|
|
![]() 「何を協力するって?」 |
| 「あたしの新クラブ作りよ」 |
冷静に問い正します。
|
|
![]() 「なぜ俺がお前の思いつきに協力しなければならんのか、それをまず教えてくれ」 |
とりあえず遠まわしな言い方で拒否。
|
|
![]() 「あたしは部室と部員を確保するから、あんたは学校に提出する書類を揃えなさい」 |
| 聞いちゃいない・・・。 |
聞こえててなのか耳に入ってないのか・・・。
|
|
![]() 「何のクラブを作るつもりなんだ?」 |
|
「どうでもいいじゃないのそんなの!とりあえずまず作るのよ! いい?今日の放課後までに調べておいて。あたしもそれまでに部室を探しておくから!いいわね?」 |
調べなくてもそういうのは生徒手帳に書いてますよ〜。・・・タブン。
|
|
![]() 「ふっ!」 |
言うや否や階段を2段飛ばしで駆け下りていきます。
|
|
![]() 「いいっ!?また!ちょっと待てっ!」 |
そして午後の授業が終わった後、すなわち放課後でしょうか。
|
|
![]() 「んっ!」 |
再びハルヒにネクタイを引っ張られ連れて行かれた先は・・・
|
|
![]() 「これからこの部屋が我々の部室よ!」 |
そう、ハルヒが自ら用意すると言っていた部室です。
|
|
![]() 「ちょい待て。どこなんだよここは。」 |
とはいえキョンもまだ入学1ヶ月の身(ハルヒもですが)。ここがどこなのかわかりません。
|
|
![]() 「文化部の部室棟よ。美術部や吹奏楽部なら美術室や音楽室があるでしょ? そういう特別教室を持たないクラブや同好会が集まってるのがこの部室棟。通称"旧舘"。 この部屋は文芸部!」 |
|
| 「じゃあ文芸部なんだろ?」 |
|
![]() ![]() 「でも今年の春に3年生が卒業して、部員0。 新たに誰かが入部しないと休部が決定していた唯一のクラブなのよ。で、この子が一年生の新入部員。」 |
輝く眼鏡。乾さんもビックリの輝度です。
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|
![]() 「・・・」 |
肩に手を置かれても全く気にしていません。
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|
![]() 「じゃあ、休部になってないじゃないか」 |
すこし理解しがたいという感じ
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| 「ふん。似たようなもんよ!一人しかいないんだから」 |
|
![]() 「あの子はどうするんだよ?」 |
部員がひとりまだ残っているにもかかわらず、事も無げに事を進めるハルヒに苦言を呈します。
|
|
![]() 「別にいいって言ってたわよ?」 |
一応確認はとったとの事。
|
| 「本当かそりゃ」 |
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![]() 「昼休みに会ったときに"部室貸して"って言ったら"どうぞ"って。本さえ読めればいいらしいわ」 |
長戸にとっては規定事項(伏線)
|
|
![]() 「変わってるといえば変わってるわね」 |
| ハイ。お前が言うな。 |
|
![]() 「長門有希」 |
と、今まで無関心だった文芸部の1年生のメガネっ娘が唐突に名を明かします。
|
|
![]() 「長門さんとやら。こいつはこの部屋をなんだかわからん部の部室にしようとしてんだぞ。 それでもいいのか?」 |
|
![]() 「いい」 |
|
![]() 「あいやー、しかし!たぶんものすごい迷惑かけると思うぞ〜」 |
|
![]() 「別に」 |
|
![]() 「そのうち、追い出されるかもしれんぞ?」 |
|
![]() 「どうぞ」 |
キョンが必死にハルヒの理不尽さを説明しますが聞く耳を持ってくれません。
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|
![]() 「ふふーん。っま!そういうことだから!これから放課後この部屋に集合ね! 絶対来なさいよ? ![]() 来ないと・・・ ![]() 死刑だから!!」 |
長門の反応に満足したのか、鼻を鳴らし⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーンのポーズをとります。
セリフ後半はマンガでは『BANG!』といった効果音が入るところでしょうか。 |
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![]() 「わかったよ」 |
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![]() 死刑はいやだからな。 |
このセリフ、ハルヒ関連某イベントの表題にもなっていました。
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|
![]() で、次の日。 |
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![]() ![]() 「先に行ってて!」 |
顔をつきだし一言叫ぶと、どこかへ走り去ってしまいます。
|
|
![]() 「・・・」 |
ひとり取り残されてやれやれ・・・。隣の女子が不思議そうな目で見ていますね。
|
|
![]() 「何、読んでんだ?」 |
死刑は嫌なのでだまって文芸部の部室にきたキョン。そこには当然のように長門が読書中でした。
|
|
![]() 「・・・」 |
|
![]() 「面白い?」 |
|
![]() 「・・・・・・ユニーク」 |
| 「どういうとこが?」 |
|
![]() 「・・・・・・全部」 |
| 「本が、好きなんだなぁ」 |
|
![]() 「・・・・・・割と」 |
| 「そ、そうか」 |
何とか間を持たせようと質問をするも、一問一答形式で答えは単語。
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長門 |
「・・・」 「・・・」 |
ついにはガス欠で無言。長門は平気そうですがキョンには耐え難いヘヴィーな空気に・・・。
|
|
![]() 帰っていいかなぁ、俺。 |
|
![]() 「ん!」 |
ある意味救世主(メシア)キタ━━━━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━━━━!!!!
|
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![]() 「やぁ〜、ごめんごめん遅れちゃって。捕まえるのに手間取っちゃって」 |
なにやら珍しいポケモンをGETしてきた様子。
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![]() 「ひえぇぇ、ふぅぅん」 |
とりあえずセリフからどういうキャラかご推察ください。
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![]() またしても少女だった。しかもすんんげぇ美少女だった。 |
隠れた左手に連れられていたのは謎の美少女。まぁ同じ学校の生徒の誰かなんだろうけどとりあえず知らない人。
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![]() 「なんなんですか・・・?ここ、どこですか・・・?何で私連れてこられたんですか?」 |
目を潤ませ周囲を警戒する囚われの少女。
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![]() 「なんで、か、か、鍵を閉めるんですかぁ!?一体何を・・・!」 |
と、後ろで何かカチャカチャやってると思えばハルヒが鍵を閉めています。この辺りで立派に拉致成立です。
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![]() 「黙りなさい」 |
抗議する少女を一喝するハルヒ。
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![]() 「んきゅ・・・」 |
この声はどこから出たんだと思う効果音のような声。
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![]() 「紹介するわ!朝比奈みくるちゃんよ!」 |
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![]() 「はぁ」 |
なんかよくわからん急な展開にキョンも「はぁ」と言うしかない様子です。
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![]() 「はわわわぁ」 |
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![]() 「・・・」 |
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![]() 「ふぅん」 |
三者三様の反応。いや、長門様のは『無視』というのでしょうか。
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![]() 紹介、終わりかよ |
とりあえず名前が判明しました。で、それ以外さっぱり不明。
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![]() 「どこから拉致ってきたんだ?」 |
| 「そんなことしないわ。任意同行よ」 |
| 「似たようなもんだ」 |
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「2年の教室でボンヤリしてるところを捕まえたの。 あたし休み時間には校舎を隅々まで歩くようにしてるから、何回か見かけて覚えてたわけ」 |
仁王立ちで満足げなハルヒですが看過はできません。
キョンの問いに対しハルヒは警察のイイワケみたいな物言いをします。 |
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![]() 休み時間教室にいないと思ったら、そんなことしていたのか・・・。 |
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![]() 「あ、じゃこの人は上級生じゃないか」 |
ハルヒのセリフに、"2年の教室で"とあったことに気づいたキョン。ハルヒはいいから来なさいと先輩を引っ張ってきたのです。
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![]() 「それがどうかしたの?」 |
こんな知り合い居たら人格作り変えられそうですね。
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![]() 「まあいい。ええと・・・朝比奈さんか。なんでまたこの人なんだ」 |
| 「まあ見てごらんなさいよ。」 |
普通初対面の上級生は『先輩』って呼びませんか?
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![]() 「ひっ!ぅん?」 |
いきなり指をさされてびっくり
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![]() 「めちゃめちゃ可愛いでしょう!?」 |
| 危ない誘拐犯のようなことを言い出した。 |
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![]() 「あたしね、萌えってけっこう重要なことだと思うのよね」 |
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![]() 「・・・・・・。すまん。何だって」 |
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![]() 「萌えよ!萌え!いわゆる一つの萌え要素! 基本的にねなにかおかしな事件が起こるような物語にはこういう萌えでロリっぽいキャラが一人はいるものなのよ!」 |
ハルヒは自分の行動をマンガ化でもするつもりでしょうか。
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![]() ふぅん・・・。 |
ハルヒの言ってることはよくワカランが、どうやらこれが萌えらしい。と、キョン。
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![]() 「あ・・・」 |
作画陣も力いれたカットじゃないでしょうか。みくるのイメージ決めるシーンですからね。
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みくる |
![]() 「それだけじゃないのよ!ふっ」 「ふゎぁ」 |
と、突然みくるに接近するハルヒ。そして!
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![]() 「へ? ![]() ![]() どひぇえええ!」 |
もはや語るまい。
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みくる |
![]() 「ちっこいくせにもほら、あたしより胸でかいのよ!ロリ顔で巨乳。これも萌えの重要要素の一つなのよ!」 「ふぁ!ふぁ!ふゎぁああ!」 |
| 知らん。 |
今回はここでgifアニメを採用させていただきました。
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![]() 「あー、ホントにおっきいなー。なんか腹立ってきたわ。こんな可愛らしい顔してあたしよりおっきいなんて!」 |
よくあるアニメの男キャラみたいに見ただけでサイズがわかるような人種ではありませんので分かりませんが、さてどれくらいあるのやら。
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![]() 「・・・」 |
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![]() 「アホかお前は」 |
とりあえずハルヒをひっぺがすことにします。
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みくる |
![]() 「でもめっちゃデカイのよ?マジよ?あんたも触ってみる?」 「はうぅ」 |
ワキワキ
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![]() 「ひっ!」 |
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![]() 「遠慮しとく。すると何か? お前はこの・・・朝比奈さんが可愛いくて小柄で胸が大きかったからという理由なだけでここに連れてきたのか?」 |
他におらんかったのかな。だとしたら朝倉さんは大きくないのか?糸色望ですね。
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![]() 「そうよ!」 |
| 真性のアホだ、コイツ。 |
そうか、朝倉さんはただ小柄じゃないだけだな。胸は大きいんだ、きっと。
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![]() 「こういうマスコット的キャラも必要だと思って。」 |
こういう話題の本人を差し置いて進む会話ってのは物語特有ですね。
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![]() 「みくるちゃん。あなた他に何かクラブ活動してる?」 |
| 「あの・・・、書道部に・・・」 |
墨汁入れに突っ込んだりしてそうだな
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![]() 「じゃあそこ辞めて。我が部の活動の邪魔だから」 |
| 「!」 |
って、おい!
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![]() 「・・・・・・ぁ・・・・・・あ!」 |
こともなげに切り捨てられたみくる。一般人なら抗議するところでしょうがみくるは迷った末にその視線に何かを捉えます。
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![]() 「・・・」 |
シーン
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![]() 「あ!そっか・・・。わかりました」 |
| 何がわかったんだろう |
| 「書道部は辞めて、こっちに入部します。 でも!文芸部って何をするところなのかよく知らなくて」 |
その目に長門様を認めると、何かを悟ったのか入部を決意。
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![]() 「わが部は文芸部じゃないわよ」 |
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![]() 「え?」 |
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「ここの部室は、一時的に借りてるだけです。 あなたが入らされようとしているのは、そこの涼宮がこれから作る活動内容不定で名称不明の同好会ですよ」 |
しかし、いきなり入る部が違うとのこと。わが部とか言ってる時点で身の危険を感じるのは私だけか?
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![]() 「ちなみにあっちで座って本を読んでるのが、本当の文芸部員です」 |
| 「はぁ」 |
てっきり文芸部にはいるのだと思っていたみくるは、様予想以上の事態の深刻さにただ頷くだけ。
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![]() 「大丈夫!名前ならたった今考えたから!」 |
しかし、何が大丈夫なのかは察せませんがとりあえず大丈夫とのこと。
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![]() 「・・・言ってみろ」 |
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![]() ![]() 皆の衆お知らせしよう。新しく発足するクラブの名前は今、ここに決定した! |
キョンの解説とともに旧校舎外装からの急激なズームイン。
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![]() 「SOS団!!」 |
ビッ!と親指を立て放ったセリフは今も世間をにぎわすハルヒブームの代名詞といったところでしょうか。
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![]() 「!」 |
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![]() 「!」 |
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![]() 「・・・」 |
みくる 長門 |
![]() 「・・・」 「・・・」 「・・・」 |
が、あまりにアレな発表に3人はただただ硬直するのみ。
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![]() "世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団"。 ![]() 略してSOS団である。そこ、笑っていいぞ。 |
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![]() 本来なら、"世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの同好会"とでもすべきなんだろうが、何しろまだ同好会の体(てい)すらなっていないうえに何をする集団なのかも分からないのである。 |
団などとついた謎の名前を生徒会に申請しなきゃならんのはキョンである。
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![]() 「だったら団でいいじゃない!」 |
生徒手帳片手に必死の説得を試みるも軽く流され、決定。
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みくる 長門 |
![]() 「・・・」 「・・・」 「・・・」 |
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意味不明なハルヒの一言により、めでたくそのように決まった。![]() 好きにしろよ・・・もう・・・。 |
哀れキョン。謎でハードでそれでも楽しいSOS団生活の始まりである!
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![]() |
今回からが通常バージョン。
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![]() 「次回、涼宮ハルヒの憂鬱第2話!」 |
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![]() 「違う。次回、涼宮ハルヒの憂鬱第3話。涼宮ハルヒの憂鬱U。 少しは人の話聞きなさい。お楽しみに」 |